バイクの特性を知る

バイクを運転したことのないドライバーには、バイクの特性やライダーの心理状態はわかりません。 そのため四輪車とバイクの事故比率は依然として高いのが現状です。特に交差点での右直事故と左折巻き込み事故が多いのです。また、右折待ちのドライバーが発進してバイクを驚かせてバイクを転倒させることもあります。 そのため右折待ちではくれぐれも十分な距離を確認してください。

バイクの特性

• バイクは車体が小さいために遠くにいるように見えるが、実は近くにいる。
• バイクは小さく見えてもスピードは意外に出ている。
• バイクは不安定な乗り物でブレーキ操作が非常に難しく、急ブレーキのミスで転倒しやすい。特に雨天走行時に多い。

ポイント 音を消す・窓を開ける

左折巻き込み事故対策

左折巻き込み事故を防ぐには、まず四輪車は早めにウインカーを出し安全確認（巻き込み確認）をしっかり行ってから、左端へ寄ります。 左脇にバイクが入れなくなる状態にしてから左折。これで巻き込み事故がなくなります。また、左端に寄って左折すれば、左折した先の横断歩道に歩行者がいて停車しても、後続直進車は前へ進みやすく、追突されにくいという２つのメリットが生まれます。

以上のようなバイクの特性を知るだけでも、事故を未然に防ぐことが可能となるでしょう。