ドライブサポート

早めの意思表示
~少し早めのつもりでちょうど良いタイミング~

1ウインカーは早めに出す

早めに作動させるためには、早い意思決定が必要です。次の行動を早めに決めることは、そのまま運転の余裕につながりまた周囲の車に自分の行動を予告することで安全性が高まります。

2ブレーキランプの活用

ブレーキランプは「もうすぐ止まります」あるいは「減速しています」という、後続車へのアピールとして使います。 早めにアクセルペダルを離し、ブレーキペダルを数回に分けて踏むポンピングブレーキは後続車を驚かせないことにつながり、追突事故を防止する防衛運転にもなります。

3ヘッドライトの点灯
ヘッドライトの点灯

ヘッドライトは夕暮れ時になる前には必ず点灯しましょう。ヘッドライトをつけることで後続車や対向車など他の車にしっかりと自分の車の位置を知らせることができます。暗くなってからの点灯ではなく、ほかの車から見落とされないためのアピールとして早めのライト点灯を心がけましょう。

4その他のライト

ライトにも様々な種類があります。各ライトの特徴を知り、正しく使いましょう。 スモールライト、タウンライト、ポジションライトといわれるライトは、中途半端で周囲から意外に見えていないものです。中途半端は止めてヘッドライトを点灯しましょう。 フォグランプはあくまでも霧のためのランプで、リアフォグは土砂降りの雨や濃い霧の時のためのものです。 前後のフォグランプは一般のライトとレンズカットが異なり、視界の良い中では、対向車や後続車にとって眩しくて迷惑なものです。

5周囲からの視点

自分のクルマは周囲のクルマやバイク、自転車、歩行者からは見えていないものです。また、視力が落ちている高齢者からも意外と見えていないものです。特に黒など濃い色のクルマは周囲から見えにくいので、十分に注意しましょう。

6バイクでは、明るいウェアを着用

雨天では周囲が暗くまわりから見えにくいものです。 また、雨の夜は非常に視界が悪いのでより慎重な運転が必要です。 バイクはどんな天候でも明るめのウエアやヘルメットがより安全です。

7交差点の停止時
交差点の停止時

どんな天候でも交差点の停止ではヘッドライト点灯のままにしましょう。 交差点に止まる度に消していると発進時に点灯忘れが多くなるます。 また、ライトのバルブやバッテリーへの負担が多くなることもあります。

8オートライトシステム

オートライトシステムを装備するクルマは、オートライトの位置にスイッチを入れておきましょう。 スイッチのオンオフを忘れるとかえって危険です。

9ライトスイッチは積極的に確認

昼夜を問わずメーターパネル類が常時照明するクルマは、メーターが明るいのでライトを点灯していると勘違いしがちです。特に都会の明るい道路ではライトがついていなくても視界が良いために、無灯火走行に気付きにくくなっています。また、雨の夜はライトの光りが道路に乱反射して、灯火と無灯火の差がもっとわかりづらくなります。そのためライトスイッチは積極的に確認しましょう。

10トンネル内部
トンネル内部

トンネル内部では明るくても必ずヘッドライトを点灯しましょう。無灯火のまま走行するとほかの車に見落とされやすく事故にあいやすくなり危険です。トンネルに入る前にヘッドライトをつけ、車間距離を十分あけましょう。トンネルを走行する時は視線を遠くにむけ、スピードコントロールに気をつけましょう。

以上のような特性を意識して運転することで、未然に事故を防ぐことができるでしょう。